カルテ83「女性のからだと開発のための地図」
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自分自身の持ち物なのに、自分では直接触って確認できない場所が女性にはあるのです。
目視できないゆえに、ご自身の内部構造物の位置関係がわかっていない女性も多く、
内部刺激で「気持ちいい。 けど、それどこなの？」という反応も仕方がないところ
なので、中イキには特に「善意のパートナー」の存在が必要になってきます。
↓はコロナ以前に、何人かの女性にご相談を受けた時に考えた『膣内地図』（言い方）です。
当の女性ご本人だけでなく、パートナーである男性も、膣内のどこが気持ちがいいのかが、把握できていない状況での
「ポイントを外した指技」や「単調なピストン」（いわゆる「ガシマン」が代表例ですね）
それによる『女性器の余計な消耗』や『挿入飽き』を避けるための
『膣内全体の位置関係を把握するためのマップ』 ↑がその白地図＝原版ようなものとなりますね。
見かたは、
一番外の外周の太い線の円が『膣口』位置 「C」 がクリトリス側(前＝おなか側)、「A」がアナル側（後＝おしり側）です。
その次の内側の小さいほうの細い線の円が、膣口から5センチ入ったところのライン
「中心点」が膣の最も奥のつきあたりの部分(＊これは個人差があるため深さの指定はありません)
その中心点から放射状の外側に向かった直線で、アナログ時計と同じように○時の方向に12個に割ってあります。
＊たとえば「C」が12時「A」が6時です。
使い方は簡単、丁寧に観察して、反応が良かった位置を、手書きで書き足してゆくだけです。
オレンジ色の「P」はポルチオ＝子宮膣部 子宮口が膣壁から出っ張った「ドーナツ状」の部分です。
たとえば私の場合、中指の指紋中央までの実用長が7.5センチなので、指挿入でしっかり捉えられたら、奥行きは地図のこのあたり。方向はまっすぐ12時なので、この女性の場合「12時方向の7.5センチ奥」＝ポルチオ となります。
赤の「G」はGスポットの範囲＝クリトリスの根元の組織が膣側に広がっている範囲＝クリイキしか知らない女性でも中イキが容易な場所
＊外周の円は広がり方向も表すことができます。面積の広い狭いほか、範囲が縦に長い女性も、横に広い女性も居ます。面積自体が広い場合も狭い場合もあります。この女性の場合は12時から1時寄りにずれて広がっている感じです。深さは5センチ以下なので男性の指も男性器も容易に届きます。
緑の「A」は、もしアナルとの壁方面（背中方向）に反応が良いところが見つかったら、快感ポイントとして追加。＊なお、ここで感じる場合はアナルの本体の中にも快感ポイントがある可能性が高いです。
そして、黄色の「無印」の丸が時間や日によって移動することも多い「正体不明」の、その他気持ちいいポイント＊個人差が多いにあり、同じ女性の中でも消滅したり発現したりを繰り返します。
さらに、けっこう重要な、「痛みを感じたり擦り切れやすい位置」を、↓のように×で書いておくとよいでしょう。
この図の例だと、「奥をまっすぐ突きすぎると痛みを感じる」「乱暴に挿入したり、長時間挿入すると膣口の下側が擦り切れたり、裂けたりしやすい」 ということなので、パートナー男性は要注意ということ。
膣内を含む女性器ほ丁寧に触って観察して、一度だけでも地図を書いてみると、男女ふたりの共通認識が脳内に出来るので、次からは要らぬ動きや女性器の無駄な消耗がありません。
＊記憶すれば、紙に書いた地図をずっと置いておく必要はありません。まあ置いておいて誰かに見つかっても、この図では、なんのことやらわからないとは思いますが 笑
＊なお、私が調べて書いて、女性が持って帰って彼氏に見せてリクエストする....は、今のところ実現していません 笑
中イキ開発、ポルチオ開発、いずれの場合も一番致命的な物理的事象は『濡れが無くなること』で
パートナー男性には
『女性の性的興奮状態を継続させる』
『女性の興奮状態が続いているうちに 中イキ、ポルチオイキに導く』
そんな「長時間興奮を持続させる能力」 か 「短時間で絶頂に導く能力」のいずれかが必要と思われます。
＊あるいは両方か 笑
今回の「地図」はそのためのひとつのヒントです。
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